東かがわ市議会 2022-09-21 令和4年第5回定例会(第3日目) 本文 開催日:2022年09月21日
学校現場では、例えば保健体育の授業において心の発達や欲求不満への対応などについて学び、また道徳の時間では気持ちの持ち方、心の在り方について話し合い、学級活動の中ではその実践に努めるようにしております。これらの指導に当たっては、アンガーマネジメントの理論も取り入れられてございます。
学校現場では、例えば保健体育の授業において心の発達や欲求不満への対応などについて学び、また道徳の時間では気持ちの持ち方、心の在り方について話し合い、学級活動の中ではその実践に努めるようにしております。これらの指導に当たっては、アンガーマネジメントの理論も取り入れられてございます。
例えば、暴力という攻撃的な行為がこの子の問題行動としてあったときに、その攻撃性の裏側には例えば幼児期に十分満たされることのなかったその愛情欲求不満を抱えていたとか、あるいは非常に自己中心的で忍耐力のない、耐性が欠如しているなど、いろいろな要素が絡んできます。そういったことを把握しながら、それぞれに具体的な指導をしていくということが大事になるかと思います。
詳しいことは、また時間の制約もありますので省きますが、2つ目にフラストレーション耐性と言うのですけれども、欲求不満の状態に耐えていく力を養うことです。説明は、不要かと思いますけれども、物質的な豊かさの中で我慢する力が乏しくなっているように思います。思いどおりにならないことはたくさんあります。思いどおりにならないときもいっぱいあります。
質問の4点目は、学習におくれを持つ子供たちが集中力をなくし、不安定にもなり、欲求不満気味となる中で、教師も怒る回数がふえ、子供たちと教師の信頼関係が保ちにくい状況が出てきていることに対して、市長はどのように受けとめられ、考えられているのかについても、その見解を示してください。
いじめの原因は、いろいろ考えられますが、今日の物質中心の社会風潮でございますとか、あるいは受験競争の過熱が原因であるというようなこと、児童、生徒が生活体験に非常に乏しゅうございまして対人関係が未熟であると、あるいは子供の欲求不満の増大、あるいはストレスの解消の手段に乏しい傾向にあるので、こういった行動に出ると、これらがいじめを生み出す背景となっておると認識いたしております。
やはり、よさこいにしても、阿波踊りにしても、何とはなしにやっぱり住民がいろいろと常に欲求不満を持っとるけれども、それが参加することによって発散できるというような調子であります。